軽度知的障害児の初めての小学校登下校そして迷子

スポンサーリンク
軽度知的障害と小学校の話

ちょうど一年前、グナ兄は小学校入学に向けて、登下校の練習をしていました。グナ家から小学校までは約800m。特別遠い距離ではありませんが、子供だけで道路を歩かせた経験が無いグナ夫婦には、大きな心配事でした。

練習のかいもあり?無事に1年間、小学校に通うことができましたが、何度か事件もありましたので、記事にまとめます。

スポンサーリンク

グナ夫婦の不安点

グナ家の小学校では、登校時は、近所の生徒が集まって、集団登校を行います。高学年のお兄ちゃんお姉ちゃんと一緒に登校ですので、まだ安心できます。登校班は、事前にメンバーが分かりましたので、挨拶に行って、グナ兄のことを伝え、気を配って貰えるようにお願いしました。

問題は下校時で、こちらは同じ学年で集まって下校班を作って帰ります。一年生だけで、どこまで周りに注意を払い、交通ルールを守って帰宅できるのか?近所とはいえ新しいお友達と、コミュニケーションを取れるのか?非常に心配でした。

普段、親と道を歩いている際も、後ろから来る車を目で追っていたり、ふらふら蛇行しながら歩いたり、まともに前を向いて歩くことが少ないので、注意されてばかりです。そもそも信号のルールを理解しているのかも、怪しいと感じていました。

果たして子供たちだけで、安全に登下校は可能なのか?ちゃんと自宅に帰りつくのか?不安しかありません。

登下校の練習

3月に入った頃から、少しでも不安を解消すべく、登下校の練習を始めました。幸い身体を動かすことは大好きなので、散歩がてら学校を往復します。信号も、親が「スタート」「ストップ」を促さず、グナ兄の判断で渡らせます。

慣れてきたら、ランドセルを背負わせての練習に切り替えました。休みの日にランドセルを背負った子供が歩いているのは、違和感たっぷりですが、しのごの言ってはいらません。

ランドセルにも慣れてきたら、実際に教科書も入れて重たくして、取り組みました。はじめの頃は、重いだのなんだの言っていましたが、体力的には問題なく往復できそうな感触を掴めました。

初登校に初下校

そして入学式も終わり、次の日、いよいよ子供だけの初登校になります。グナ兄にも、「お兄ちゃんお姉ちゃんの言うことを、しっかり聞くように」と言い聞かせて、願いを込めて自宅を送り出します。グナ母は集合場所まで着いていき、改めて登校班のお兄ちゃんお姉ちゃんにお願いします。

前日に初めて自分の下駄箱と教室を知ったので、学校に着いてから、どう動くべきかは練習出来ていません。一日目は、登校班のお兄ちゃんがサポートしてくれるルールになっていたようですが、そこもあわせて、お願いしました。

幸い同じ登校班のお兄ちゃんお姉ちゃんはとても優しく、グナ兄を可愛がってくれ、十分なサポートを貰えたようでした。最近はコロナの影響もあり、お兄ちゃんたちも暇しているようで、登校班のメンバーでよく遊んでいます。本当に良い環境に恵まれて感謝感謝です😂

問題の初下校になりますが、4月いっぱいは下校班の親が交代で学校まで迎えに行って、一緒に下校します。そのため、安全面では一安心でしたが、コミュニケーションは不安が残ります。グナ母の当番の日、初めて同じ下校班のメンバーと話をしながら帰ってきましたが、かなり女の子にいろいろ言われながら帰ってきているようでした。今でこそ、みんなしっかり者の良い子ばかりなのが分かりましたが、当時は大丈夫か?いじめられないか?と、心配してしまいました。

グナ父も4月は会社に行ってもグナ兄のことが心配で心配で。そわそわしていました。普段、仕事中にLINEとかしないのですが、この時ばかりはグナ母に無事に帰ってきたかを確認してました。

雨の日 びしょ濡れ事件

親の心配もよそにグナ兄の小学校生活は軌道にのっていきました。毎日なんとか無事に帰ってきます。下校班は登校班とは違い、前後にかなり間延びしたり、道に広がって歩いたり、決してパーフェクトな下校の姿ではありませんが、一応合格点ではないでしょうか?

しかし、梅雨の時期、最初の事件が起きました。その日は朝、晴れていたのに下校時間にちょうど集中豪雨がありました。学校にはそんなときに備えて置き傘を置いておくシステムになっていますが、グナ兄はずぶ濡れになって帰ってきたのです。

前日少し体調を崩していたのに、なんでこんな格好で帰ってくるんだ!学校の先生もいくら忙しいとは言え、こんな豪雨の中、傘なしで帰すなんて!学校への不信感が一時的にも膨れ上がったのは事実でした😤

帰ってきたグナ兄に事情聴取をするも、イマイチ何が起こったかはよく分かりません。置き傘を教室に取りに行ったものの無かったと言ったり、友達に取られたと言ったり、何が事実なのかよく分かりません。結局、この日何があったのかはよく分からないままでしたが、しっかりと起きたことを話すことができないグナ兄にとって、普通級で小学校に通う上で、最初の壁にぶつかった事件でした。

迷子 自宅を見失う

またしばらくして夏頃、恐れていたことが起きました。グナ兄が迷子になりました。

たまたま、当日在宅勤務をしていたグナ父は、まだかまだかと帰りを待っていました。そこに慌てたグナ母が仕事部屋に駆け込んできます。下校班の女の子がグナ兄が迷子になったとお母さんに伝え、そこからグナ母に連絡が来ました。本来曲がらないといけない道を通り過ぎて、下校班の女の子の家まで行ってしまい、「家が分からない。」と、女の子にこぼしたそうなのです。女の子が家に帰ってお母さんに伝えたのが少し遅かったのか、お母さんが外に出た時には、もうグナ兄の姿はそこになかったとか・・・

グナ家はもう大変です。女の子のお母さんも手伝ってくれて町内を探し回ります。幸いにして、30分もしないうちに見つかりますが、全く自宅とは違う方向に進んで歩いていました。グナ母を見つけるとホッとしたのか、やらかしたのを自覚していたのか、すぐさま誤ってきたとのこと。

女の子の家は自宅から100mも離れてはいませんが、グナ兄の頭の中の地図の完成度を改めて思い知らされました。女の子がお母さんに伝えるのがもっと遅かったら、大変なことになるところでした。グナ兄とは、「道に迷ったら、立ち止まって助けを待つこと」「大きな道は超えないこと」の二つを約束しておきました。今も覚えているかは怪しいですが、それ以来、迷子にはなっていません。

その後、下校の様子をよくよく観察してみると、下校班のメンバーと分かれていった後、グナ兄は探検しながら帰っていることが判明しました。あえて、毎回違う道を通って、遠回りして帰る。誰にも制限を受けずに自由な時間を楽しんでいたようです😅

そんなグナ兄もいよいよ二年生。さすがに迷子はないだろうと思いますが、登校班では新しい班編成となり、また新しいお友達と班を形成します。さらには新一年生が入ってきてお兄さんの立場になります。立派なお兄さんとして、リードはできなくても、せめて迷惑かけずに登校してくれると良いと思います。

ランキングに参加しています。
よろしければ、ポチっとお願いします♪
にほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

ランキングに参加しています。
よろしければ、ポチっとお願いします♪
にほんブログ村 子育てブログ 障がい児育児へ

軽度知的障害と小学校の話
スポンサーリンク
グナ父をフォローする
グナ家の日常 with 軽度知的障害

コメント