改めて発達障害とは?というところから、いくつかある発達障害の分類を説明させていただき、グナ兄がどのような特性があるかをまとめてみます。
発達障害という言葉自体の認知度は私が子供のころと比べると格段に認知されつつあると感じています。一方で、発達障害とはどのような障害か?正しい理解は広まっていないと感じています。もちろん、グナ父も当事者の親とならなければ、全く理解は進まなかったでしょうし、いまだに理解できていない部分もあります。当事者の親目線で発達障害とはどのような障害で、どういうように感じているかを書きたいと思います。
正直、初めて発達障害があると言われたときに、この辺の内容を一通り読んでいきましたが、全て当てはまるようで、全て当てはまらない。グナ兄の障害とは何者のなのか?様々な障害名があるけれど、どれに当てはまるのか?悶々とする状況でした。きっと、同じように感じている親御さんも多いのではないかと思います。一人一人様々な特性を少しづつ持っており、グレーな部分が多く、君はこの障害、君はこっちの障害と決めつけるのは良くないのだと感じています。その上で、一人の障害があると判定された子がどのような特性を持っていたか参考になればと思います。
広義の発達障害、狭義の発達障害??
発達障害の定義は様々あるようですが、法律で定義された発達障害から。2005年に施行された発達障害者支援法では、自閉症スペクトラム障害(広汎性発達障害)、注意欠陥多動性障害、学習障害などが定義されており、狭義の発達障害と言われています。狭義の発達障害に、知的障害などを加えたものを広義の発達障害と呼びます。このブログでは、「広義の発達障害」として発達障害という言葉を使っています。
小学校の入学前後で、グナ兄は知的障害をメインに持っており、そこまで強くはない自閉傾向と、注意欠陥多動性障害を持っているのかな?とグナ父は認識しだしました。というのも、幼稚園生活やお友達との様子を見ていると、コミュニケーションを苦手とはしているものの、お友達に関心がないわけではなく、むしろ関わりたい。しかしながら、関わるための手段(言葉)を持っていないために一歩踏み出せない。その言葉が出てこないのは、知的障害からくる言葉の遅れやルールの理解度に起因してるのではないか?というのがグナ父の考察です😅この辺が自閉傾向は強くはないが、特性としては見られるという部分です。一方で、注意欠陥多動性障害という面では、定型のお子さんより強くみられる部分があるのかなと感じています。すみません。素人の感想ですので、医学的には少し違う見方があるかもしれません。
自閉症スペクトラム障害:ASD(広汎性発達障害:PDD)
障害の特徴に関しては、良くまとまった資料が多いので引用させていただきます。
自閉症、高機能自閉症、アスペルガー症候群などが含まれます。「社会性の障害」「コミュニケーションの障害」「想像力の障害」の3つの特徴が見られます。知的発達の遅れを伴う場合と伴わない場合があります。
ア「社会性の障害」
・人とやり取りをする力が弱い。
・その場の雰囲気を汲み取ることができず、「自分勝手な行動」をしてしまう。
・常識や一般的なルールがわからない。イ「コミュニケーションの障害」
・相手の気持ちや立場を考えながら、言葉や表情、身振りでやり取りをすることができない。
・言葉の意味を理解していても、ふさわしい場面で使うことができない。
・冗談や皮肉が通じない。ウ「想像力の障害」
「第一章 2さまざまな発達障害」『支援者のための地域連携ハンドブック ― 発達障害のある子供への対応』東京都多摩府中保健所、2013年。
・皆と同じように考えることが苦手。他の人と共通イメージを持ちにくい。その結果として、「ごっこ遊び」が苦手。
・興味や関心の幅が狭く、特定の物事に強いこだわりを持つ。
・「自分のルール」を守りたがる。
・あいまいなこと、抽象的なこと、例え話などを理解するのが苦手。
まずは、「社会性の障害」についてです。グナ兄は初診の頃(3歳頃)は、自閉症傾向もありとの診断結果でした。個人的には、自閉の傾向は薄れてきていると感じています。言葉を用いずとも、運動や遊びといった行動を通して、コミュニケーションの取り方を覚えてきているところから、薄れてきたように感じています。また、幼稚園や学校生活での集団生活を通して、自分勝手な行動を抑制する習慣がついてきているようにも思えます。
一方で、特定の物事へのこだわりという部分では、特定の人を好きになりやすかったり、いったん好きになるとひたすら執着してしまったり、という部分が目に付きます。s小学校登校班の班長さんが好きで、一緒に遊ぶときはずっと後ろをついて回っています😏
他の人と共通イメージを持ちにくい、あいまいなこと、抽象的なことが苦手といった部分に関しては、知的障害を持つが故の特性な気がします。クイズなどで、少ない情報から答えを推察する力は、非常に弱いです。クリティカルなヒントがあることで、なんとか答えにたどり着きます。やさいとナス・キュウリ・トマトの違いとか、仲間外れ探しなんかは、小学二年生になっても怪しい部分です。
注意欠陥多動性障害:ADHD
「注意障害」「多動性」「衝動性」といった、主な 3 つの行動の特徴がみられます。
「第一章 2 さまざまな発達障害」『支援者のための地域連携ハンドブック ― 発達障害のある子供への対応』東京都多摩府中保健所、2013年。
自分をコントロールすることが苦手で、多くの場合、以下のような行動面の問題と
して現れます。
ア 「注意障害」
・物事に集中できない ・気が散りやすい ・忘れっぽい
・整理整頓が苦手
イ 「多動性」
・そわそわ、くねくね、バタバタする ・席に座れない ・多弁
ウ 「衝動性」
・思いつきで突然行動する ・急に行動を止めることができない
・順番を守ることが苦手 ・待つことが難しい
注意欠陥多動性障害についても、初診の頃より傾向があると言われている項目です。物事に集中できない、気が散りやすい、忘れっぽいはずっぽし当てはまります。物をなくすといったところは、日常茶飯事。この前もみんなの宝物をそれぞれ隠して宝物探しをしていましたが、グナ兄の隠した宝物が見つからず、全員で大捜索。グナ兄を問いただしても、証言が右往左往し、翻弄されっぱなしでした🤩コロナ休み期間中に、教科書の模写なんかもやってみましたが、句読点を飛ばしたり、文章をリピートして書いたり、一行飛ばして書いたり。この辺は注意欠陥障害の特性が強く出ている部分かと感じています。また、道を歩いている時、まわりをキョロキョロして、まっすぐに道を歩けないあたりも、この障害の特性が表れていると感じています。
そわそわ、くねくね、バタバタは最近は落ち着いてきましたが、小学校入学前の療育中は足がブラブラしていることが多かったです。立ち歩きといったところは、それほど多くなく、該当するほどではないかと思います。
衝動性に関しては、全て当てはまると感じています。急に行動を止めることができなく、事前にルールを決めていないと、行動を変更することが難しいです。順番を守ること、欲求を抑えて待つことは不得意なところです。引っ込み思案なので、知らないお友達とは距離を置いて、順番を追い抜くようなことはしませんが、相手が知っている友達だと追い抜かしや、待ちきれずに癇癪がでることがあります。
学習障害:LD
「聞く」「話す」「読む」「書く」「計算する」といった学習に関連する作業のうち、一部の作業のみ極端に困難な障害として、学習障害というものがあります。読字障害:ディスレクシア、算数障害といった言葉が使われることもあります。
グナ兄はどの能力も平均的に劣っているので、学習障害とは少し違うと感じます。
知的障害(精神遅滞)
最後に知的障害になります。一般的な知的障害としては法律で定義されておらず、各自治体が独自に規定したり、法令ごとに独自に定義して、サポート等が実施されているようです。そのため、自治体ごとに知的障害の認定基準が異なっていたり、判定区分の呼び名が異なっている状況が生れているようです。
知能検査のIQで主に判定されますが、知能検査の検査方法にも種類があり、判定がばらつくこともあるそうです。IQは100を平均として、50以上70未満(自治体によっては75未満)が、軽度知的障害に判定されます。35以上50未満が中度、20以上35未満が重度、20未満が最重度の判定となります。グナ兄はこれまで2種類?3回検査を受けていますが、全て65~68の点数となっています。複数の手法による検査で、時期も年単位でずらした上で、IQの再現性を見ると、間違いないのだろうなと感じています。
小学校に入学して、学習が本格的に始まると、このIQという部分が劣っていることを切実に感じます。親がどれだけ、かみ砕いて、図や絵を使って丁寧に説明しても理解できないものは理解できないんです。ここはある程度諦めて、何度も繰り返し習得するしかないのかなと感じています。
以上が、グナ兄の障害に関して、グナ父が認識している内容です。療育等に通っていると、自閉や多動がグナ兄よりも強く特性として出ている子もいたり、一方で学習はグナ兄よりもずっと得意にしていたり、本当に個々の持つ個性の強さを感じます。また程度の強さも傾向がみられる子、傾向が見られない子と簡単に分けられるものではなく、様々な程度の子がいて、みんなそれぞれにおいて、生きづらさや育てづらさを感じているのだと思います。
なんの解決にもなりませんが、これを読んで、同じようなことで悩んでいる家族がいること、発達障害でどんなことに悩んでいるかを知ってもらえると良いかなと思っています。



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