昨日の朝のお勉強の時間、珍しくグナ妹の機嫌が悪く、癇癪をおこしていました。時々あるんです。自分の思い通りにいかなくて、何に当たればよいのか分からなくなり、怒りを爆発させる。キーキー叫びながら怒鳴っていました。別に親が何かを指示したわけではなく、一人で学習を始めて、一人で怒り出したので、落ち着くのをしばし待っていました。
そこで異変がありました。。。妹ではなく、兄のほうに。
他人との境界があいまいに
隣で静かに自分の課題に取り組んでいたグナ兄が、みるみる表情が強張っていき、泣きながら妹をたたき出したのです。グナ妹は、一人で課題に取り組む途中、何かがうまくいかなく、怒り出しただけなので、グナ兄には何も関係なかったのですが・・・
こういう「感情が伝染」するようなことが、グナ兄には時々あるんです。
もっと小さい頃から、泣いている友達や怒られている友達を見て、すごく不安そうな表情になり、ずっとその子を見ていたり、一緒になって泣いたり。
「他人の気持ちを思うことができる優しい心を持っている。思いやりのある子だ。」とグナ夫婦は考えていました。しかし、発達障害への理解が深まるにつれ、どうやらこういった行動も発達障害の困りごとの一つということが分かってきました。他人との境界があいまいで、他人のことを自分のことと同一に感じてしまうようなのです。他人に起きている出来事が、まるで自分に起きていることのように感じてしまい、全て主語が自分に置き換わってしまっているようなのです。
他にも、大人がイライラしている時に、やたらと「大丈夫?」と心配してきたり、他の友達が怒っていたり怒られている時に、耳を塞いで逃げようとする。こんな行動を見たときは、自他境界のあいまいさを疑った方が良いかもしれません。どちらも、グナ兄も良く見せる行動です。
だれが?を意識させる。
絵本を読んだり、絵カードを見て、状況を言葉にしてもらう際に、「だれが?」という部分に注意をして確認してあげると良いようです。自他の境界があいまいになっている子は、主語が抜けて、自分が主語に置き換わっていることが多いそうです。主語をよく確認して、自分のことではないことを意識させてあげることが大切みたいです。グナ兄も主語述語がハチャメチャになることが多いので、注意が必要です。
一見すると、優しい子、思いやりのある子と感じる行動なのですが、もしかすると本人にとっては、すごく生きにくさを感じての行動なのかもしれません。なんでもかんでも、自分のことに置き換わって、涙を流したり、怒っていては本当に生きづらくなってしまいます。少しづつ、自分と他人の線引きを明確にしていけるように練習していきたいところです。
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