親なきあと 知的障害者の収入はどのくらい?

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将来の話

昨年、グナ兄が通っている放課後等デイサービスに置いてあったパンフレットを見て、セミナーに行ってきました。障害のある人の「親なきあと」~お金の残し方と管理の仕組み~というタイトルのセミナーです。グナ家におけるお金の管理は、主にグナ父が行っています。そのため、子供の将来のお金の管理については、グナ父として非常に興味のあり、心配している部分でした。

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講師の先生~渡部伸先生~

講師の先生は、渡部伸先生。ご自身も重度知的障害を持つ娘さんを持ち、娘さんとのこれまでの経験や障害児を育てる親として、子供の将来のために何ができるか?どのような制度を利用できるかを分かりやすくお話いただきました。また、障害児を育てる親への今回のような講演や各種親の会、執筆など非常に精力的に活動されており、同じ障害児の親として、サラリーマンだけで一杯一杯になっているグナ父を「もっと、できることがあるのでは?!」と勇気づけていただきました。

悲しい事件の紹介

一番記憶に残っているのは何といっても、障害者が騙されてお金を巻き上げられた話でした。

騙された方は軽度の知的障害を持つ方で、就業し、自立して生活することもできていたとのことです。ある時、いつものように仕事からの帰り道、飲み屋のキャッチにつかまって、ぼったくりバーに入ってしまったらしいのです。しかし、ぼったくりバーとの認識もできず、かつあまり経験のない女性とのコミュニケーションもあり、毎日のように同じ道でキャッチされることになってしまったそうです。結果として、わずか数か月のうちに親の残してくれたお金も含めて、数千万のお金を失ってしまったとのことです。

全く他人事のように感じられず、心配になったのを記憶しています。親がしっかりとサポートできるうちは、そこまで大きな心配もありませんが、親が旅立った後、「親なきあと」子供にどのような環境を残してあげられるのか?どのようなサポート方法があるかを本セミナーで紹介してもらいました。

障害者の収入

障害者の収入は大きく二つ、障害基礎年金と雇用収入だそうです。グナ兄が将来どれくらい稼ぐことができるのか?自立できるのか?は、非常に大きな心配事であり、関心事でした。

障害基礎年金

無知なグナ父にとって、年金をもらえる可能性があることは、初めて知ることであり、一つ安心できる材料でした。

年金額は2019年7月時点で、2級が780,100円、1級が975,125円だそうです。

それだけで生活できる金額ではありませんが、普通に就業している場合は、支払う必要がある年金なのに対して、20歳過ぎから収入となるのは大きな違いだと感じています。グナ兄は現状から考えると2級になる可能性が高いと思いますが、月々収入の上乗せがあるのは非常に大切と感じています。

また、障害基礎年金の受給には、医師の診断書や病歴・就労状況等申立書というものが必要であることを学びました。そして、病歴・就労状況等申立書を作成する際には、親しか知らない歴史をまとめることが大切とのことでした。これを知ったことで、このブログを書くきっかけになったのも事実です。今から少しでも、日々の出来事を記録に残しておき、年金申請時の助けにできればと考えています。

障害者としての給与、工賃

障害者白書平成25年版によると、一般就労の場合の知的障害者平均賃金月額は11.8万円。精神障害者は12.9万円。

厚生労働省平成27年度調査によると、就労継続A型の場合は6.8万円。就労継続支援B型の場合は1.5万円。

グナ兄がどのような生活をしていくことになるか?全く想像がつきませんが、正直、一人自立して生活していくには、住まい等の環境が整っていないと、年金+給与でも豊かな暮らしはできない印象です。入所施設やグループホームにお世話になる場合、基本的に一定のお金が残るように設計されているとのことですが、できればより豊かに生活していけると良いと考えてしまうのが親の思いです。

親として子供にお金を残すために

子供へのお金の残し方として説明があったのは、遺言の活用方法と信託について。残した後のお金の管理方法として、成年後見制度と日常生活自立支援制度の紹介がありました。

その他、障害者扶養共済制度やiDeCoの活用なども紹介がありました。

まだ流石にグナ兄とグナ妹を残して旅立つつもりはないので、遺言や成年後見制度といわれても、今行動に移さないといけないこととは感じませんでした。ただ、いずれこれらの制度を活用する時期にしっかりと調べて準備しなくてはいけないようです。

兎に角、今は少しでも子供たちに残してあげられるお金を最大化しておくことが大切だと考えています。できれば、子供の世代ではお金に働いてもらって、少しでも豊かで文化的な生活を送ることができればと願っています。

コロナショックが吹き荒れる2020年3月の金融市場ですが、グナ父はあまり恐れることなく資産運用に精を出しています。この辺りはまた、別の機会に記事に書いてみたいなと考えています。

他にセミナーでは、障害児の親へのサポート制度や支援団体の紹介もあり、非常に有意義な時間でした。遺言や成年後見制度についても詳しく説明してもらってますので、いずれまたまとめて記事にしておきたいと思います。

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将来の話
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グナ家の日常 with 軽度知的障害

コメント

  1. あっくんママちゃんねる より:

    将来心配ですよね。少しでも多く残してあげたいけど…なるほど詐欺か…確かに健常者よりも騙される事があるとは耳にしますね。あと知的障害があると2次障害やストレスで働けなくなる人がネットを見る限りでは大多数なようなのと、ギャンブルなどへの依存度も高いそうです。

    月々収入を得られるよう不労所得などを残してあげるのがベストなのかな。でも兄にだけとなると妹が不公平だしどちらにも不労所得を残すのは中々に大変だ。障害者年金が現実的ですかね。他の方のライブ配信では生活保護が良いと仰っている知的障害者を散見します。でも生活保護は資産があると受けられないし、障害者年金の方がずっと良さそうなんですけど、なぜ生活保護が1番という方達がいるのだろう。

    昨日ツイートしましたが、後見制度は酷いらしいので利用する気はありません。そのあたりも子供達が大人になる頃にはまともな制度になると良いのですが。

    • グナ父 より:

      将来自分のことを自分で判断して、自立して生きてくれるのが何といっても一番の目標ですよね。とはいうものの、どこまでできるようになるかは、難しいところです。
      現実的なのは、娘にサポートしてもらうべきなんでしょうが。それはそれで、娘の負担にならないか心配です。不安だらけですね😅
      障害者年金、自分の就労賃金、不労所得の積み上げで不自由ない生活を送ってもらいたいなぁと漠然と考えています。
      後見人制度もだいぶ改善してきているとも聞いています。親族が資産管理した場合の方が、トラブルが多いとも聞きました。
      グナ家では、親がしっかりしているうちに信頼できる支援者を見つけて、サポート体制を確立できればと考えています。